サーバーにログインできない、ファイル転送に失敗するなど、FTPのトラブルに直面してデータセンタやホスティング会社に不具合報告する場合、単に「サーバーに接続できません」だけではサポート担当も対応に困るだろう。こちらが素人だと思われると「お使いのFTPクライアントの設定をご確認ください」などとFAQへのポインタを示されて終了ということもある。先方が状況を理解し得るだけの情報を提供しないと。
FTPクライアントとしてFileZillaを使っているならば、設定を変更することでメッセージログのペインにデバッグメッセージを表示できる。サーバーとのやり取りをダンプすることで、処理がどこまで進んでどこで止まっているのかわかれば原因究明の助けになるだろう。
FileZillaでデバッグメッセージを表示するには
- [Edit]-[Settings…]メニューを選択すると[Settings]ダイアログボックスが表示される。
- [Select page]から[Debug]を選択する。
- [Debug information in message log]から[4 – Debug]を選択する。
- [OK]ボタンを押下してダイアログボックスを閉じる。
これでメッセージログにデバッグメッセージが表示される。