HomesteadではSSL証明書を自由に作成することができるが、自己証明書ゆえにブラウザからERR_CERT_AUTHORITY_INVALIDの警告(というより、もはやエラーか)が発せられる。自分で作った証明書だもの信頼できるのはわかっているので、警告が出ないように開発環境をセットアップしてみる。
証明書の情報を見ると、発行元がHomestead homestead Root CAとなっている。開発環境において、これを信頼されたルート証明機関に含めてやれば良さそうだ。ネットを探したら分かりやすく手順を説明した参考サイトがあったので、その手順に倣って進める。
まずはHomestead仮想環境を立ち上げて、以下のルート証明書をホストOS(Windows)側にコピーしてくる。
1 |
/etc/nginx/ssl/ca.homestead.homestead.crt |
コピーしたファイルをWindows上でダブルクリックすると証明書が開くので、[Import Certificate…]ボタンをクリックする。
すると、Certificate Import Wizardが起動されるので、[Current User]を選んで[Next]ボタンをクリックする。
[Place all certificates in the following store]を選択し、[Browse…]ボタンをクリックする。
[Select Certificate Store]ダイアログで、[Trusted Root Certification Authorities]を選択して[OK]ボタンをクリックする。
[Certificate store:]に[Trusted Root Certification Authorities]が選ばれていることを確認して[Next]ボタンをクリックする。
確認画面を確認して[Finish]ボタンをクリックする。
セキュリティ警告が表示されたら[Yes]ボタンをクリックする。
完了すると以下のメッセージボックスが表示される。完了したらHomesteadからコピーしてきた証明書ファイルは削除しておく。
参考サイト
2019版 Laravel Homestead セットアップからhttpsによるアクセス手順まで – hrendoh’s tech memo
https://blog.hrendoh.com/setup-laravel-homestead-2019/#hosts
ssl – How to get https certificate working on local Laravel Homestead site – Stack Overflow
https://stackoverflow.com/questions/48969083/how-to-get-https-certificate-working-on-local-laravel-homestead-site/49612084#49612084