Evernoteから移行して最初の違和感は、ファイルエクスローラーの操作だった。
自分のEvernoteの使い方は、画面を3つのペインに分割し、左からノートブック一覧、ノートリスト、ノートの順に表示することで、ノートをカテゴリ分けして管理できるようにしていた。このUIのおかげで、たとえ1つのノートブックに何百という大量のノートが含まれていても、ストレスを感じずに目的のノートを見つけ出すことができた。
しかしObsidianは、フォルダとノートをまとめてファイルエクスプローラ(ツリー表示)で管理するので、ツリー中のフォルダを開くと、その下に数百のノートがぶら下がることになる。結果として、目的のノートを見つけるためには延々と画面スクロールが必要になる。これは非常に使い勝手が悪い操作である。
ObsidianをEvernoteの代替として移行したユーザは少なくないに違いない。そう思って「Obsidian Evernote file tree」といったキーワードでネット検索して方策を探すと、以下のプラグインが見つかった。まさにObsidianでEvernoteライクなUIを実現するためのもの。
GitHub – ozntel/file-tree-alternative:
This Obsidian Plugin allows users to have a different file explorer experience.
https://github.com/ozntel/file-tree-alternative
このプラグインのおかげで操作性は大幅に向上した。さらには、できれば以下のような機能が追加されることを期待したい。
- ドラッグ&ドロップによるフォルダやファイルの移動
- フォルダ内でのコンテンツを絞った検索(現在はファイル名の検索のみ可能)