端くれプログラマの備忘録 Ansible [Ansible] RDSでストレージの種類をgp3に設定する

[Ansible] RDSでストレージの種類をgp3に設定する

Amazon RDSでストレージの種類をgp3に設定するには、Ansibleプレイブックにstorage_typeオプションを追加する必要があります。以下はその変更を反映させたAnsibleプレイブックの例です。

更新されたAnsibleプレイブック

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- name: Create RDS Read Replica
  hosts: localhost
  gather_facts: False
  vars:
    source_instance_id: "my-source-rds-instance"
    replica_instance_id: "my-replica-rds-instance"
    instance_class: "db.t3.medium"
    storage_type: "gp3"
    allocated_storage: 100  # 必要に応じてストレージサイズを指定
    region: "us-east-1"
    subnet_group_name: "my-subnet-group"
    multi_az: false

  tasks:
    - name: Create RDS read replica
      rds_instance:
        region: "{{ region }}"
        db_instance_identifier: "{{ replica_instance_id }}"
        source_db_instance_identifier: "{{ source_instance_id }}"
        db_instance_class: "{{ instance_class }}"
        storage_type: "{{ storage_type }}"
        allocated_storage: "{{ allocated_storage }}"
        multi_az: "{{ multi_az }}"
        publicly_accessible: false
        auto_minor_version_upgrade: true
        db_subnet_group_name: "{{ subnet_group_name }}"
        wait: yes
      register: rds_replica

    - name: Print RDS replica details
      debug:
        var: rds_replica

説明

  • storage_type: ストレージの種類を指定します。gp3を設定することで、General Purpose SSD (gp3)ストレージを使用するように指示します。
  • allocated_storage: 必要に応じてストレージサイズ(GB単位)を指定します。gp3ストレージでは、ストレージサイズとIOPSを別々に設定できるため、適切なサイズを設定してください。

プレイブックの実行

プレイブックの実行方法は前述の通りです。以下のコマンドでプレイブックを実行します。

ansible-playbook create_rds_replica.yml

注意事項

  • gp3ストレージを使用する場合、allocated_storageの設定が必要です。必要に応じて、iopsthroughputの設定も追加できます。
  • RDSインスタンスが存在するAWSリージョンおよびサブネットグループ名が正しいことを確認してください。
  • 必要なIAM権限があることを確認してください。特に、rds:CreateDBInstanceReadReplicaおよびrds:ModifyDBInstance権限が必要です。

このプレイブックを使用することで、Ansibleを用いてAmazon RDSのリードレプリカをgp3ストレージタイプで作成することができます。