WordPressプラグインの設定データは、通常、WordPressのデータベースの以下のいずれかのテーブルに保存されます:
1. wp_options
テーブル
- 多くのプラグインは設定データをこのテーブルに保存します。
- 設定項目は
option_name
カラムにキーとして保存され、設定値はoption_value
カラムに格納されます。 - 例: プラグインが「plugin_settings」という名前で設定を保存すると、
option_name
に「plugin_settings」としてエントリが追加され、値はシリアライズ化されてoption_value
に保存されます。
2. カスタムテーブル
- プラグインが複雑なデータ構造を扱う場合、独自のテーブルを作成してデータを保存することがあります。
- カスタムテーブルを作成する場合、通常はプレフィックス(例:
wp_
)を付けて、他のデータベーステーブルと区別します。 - 例:
wp_plugin_custom_table
3. wp_postmeta
テーブル
- 一部のプラグインは、投稿やページごとに設定を保存する場合に、このテーブルを使用します。
post_id
に関連付けられたメタデータが保存されます。
4. wp_usermeta
テーブル
- ユーザー固有の設定を保存するプラグインは、このテーブルを使用します。
- 例: ユーザーごとの通知設定やダッシュボードのカスタマイズ情報。
データを確認する方法
- WordPressデータベースに直接アクセスするには、phpMyAdmin や MySQL クライアントを使用してテーブルを確認できます。
wp_options
テーブルを調べる場合、以下のクエリを実行して特定のプラグイン設定を探すことができます。
SELECT * FROM wp_options WHERE option_name LIKE '%plugin_name%';
プラグインがカスタムテーブルを使用している場合は、プラグインのコードやドキュメントを確認すると具体的なテーブル名がわかります。