例えば SystemMaxUse=10G
と設定した場合、SystemMaxFileSize
の値は、通常、SystemMaxUse
の値に基づいて決定しますが、一般的には以下のように設定することが考えられます。
適切な SystemMaxFileSize
の設定
- 分割のバランス:
SystemMaxFileSize
をSystemMaxUse
の 1/2 から 1/4 程度に設定するのが一般的です。例えば、SystemMaxUse=10G
と設定した場合、SystemMaxFileSize
は 2.5GB から 5GB に設定するのが妥当です。 - 設定例:
SystemMaxUse=10G
SystemMaxFileSize=2.5G
またはSystemMaxFileSize=5G
理由と注意点
- ファイルの管理:
SystemMaxFileSize
を適切に設定することで、ログファイルが1つの大きなファイルになりすぎるのを防ぎ、ログの管理や解析が容易になります。 - ディスクI/Oの最適化: 大きすぎるファイルは、システムに負荷をかけることがあります。適度なサイズに分割することで、ディスクI/Oのパフォーマンスを向上させることができます。
- 設定の柔軟性: 必要に応じて、
SystemMaxFileSize
を調整して、システムの負荷やログの使用状況に合わせた最適なサイズを見つけることが重要です。
このように、SystemMaxUse=10G
に対しては、SystemMaxFileSize=2.5G
から 5G
の範囲で設定するのが良いでしょう。これにより、ログファイルが適切なサイズに分割され、システムのパフォーマンスが維持されます。