非技術職に対してサーバーの忙しさを数値で示したいと考えています。Google Analyticsでサーバーの忙しさを表す指標として度の値を選んだら良いでしょうか?
Google Analyticsでは、サーバーの「忙しさ」を直接測定する指標は提供されていませんが、以下の指標を組み合わせることで、サーバーの負荷や使用状況を間接的に示すことができます。
非技術職向けにわかりやすい指標
以下の指標を活用すると、サーバーの「忙しさ」を表現しやすくなります。
1. セッション数
- 説明: サイトにアクセスしたユーザーのセッション(訪問)回数を示します。
- 活用法: セッション数が多いほどサーバーに負荷がかかる可能性があります。
- 非技術職向けの伝え方: 「セッション数が多いほど、多くのユーザーが同時にサイトを使っている状態です。」
2. ページビュー数 (Pageviews)
- 説明: ユーザーが閲覧したページ数の合計を示します。
- 活用法: ページビュー数が増えると、サーバーが処理するリクエストが増加します。
- 非技術職向けの伝え方: 「ページビュー数が多いときは、サーバーがたくさんのリクエストを処理しています。」
3. リアルタイムユーザー数
- 説明: 現在サイトを訪れているユーザーの数をリアルタイムで表示します。
- 活用法: リアルタイムユーザー数が多いほど、サーバーの即時負荷が高いことを示唆します。
- 非技術職向けの伝え方: 「この数値が高いほど、今たくさんの人が同時にサイトを使っています。」
4. リクエスト応答時間 (Server Response Time)
- 説明: サーバーがユーザーからのリクエストに応答するのにかかる平均時間を示します。
- 活用法: 応答時間が長い場合、サーバーが過負荷になっている可能性があります。
- 非技術職向けの伝え方: 「応答時間が長いときは、サーバーが忙しくてユーザーを待たせている状態です。」
非技術職へのプレゼン方法の工夫
- グラフで視覚化:
- セッション数やページビュー数を時間ごとにプロットすると、繁忙期やピーク時間帯が一目でわかります。
- メタファーを活用:
- 「セッション数=お店に来たお客さんの数」と説明すると、概念を理解しやすくなります。
- 「忙しい時間帯」を色で示す:
- 混雑度合いを「青(空いている)」→「赤(混雑)」のように視覚的に表現。
まとめ
非技術職の人にサーバーの忙しさを説明するには、セッション数、ページビュー数、リアルタイムユーザー数、リクエスト応答時間のいずれか、またはこれらを組み合わせたものを指標にするのが適切です。それを「混雑している時間帯」や「負荷のピーク」を視覚的に示すことで、より理解しやすく伝えられます。