[ソフト] ウェブデザインのワイヤーフレーム作成に使えそうなツールを物色する

業務系ウェブサイトの企画作業あり。アイデア整理を助けてくれそうなツールを探してみた。

MockFlow

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  • アカウント開設が必要。制限付き無料アカウントもある。
  • サンプルを見た限りではよさげ。ページ遷移も定義できる。
  • オンライン版に加えてPC版もある(ネット接続なしでも使える) – Adobe AIRアプリらしい
  • コラボ機能が押しみたいだけど僕には必要ない。
  • 残念ながら日本語は使えなかった。

Axure

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  • PC版ソフトみたい。無料体験版がダウンロードできる。製品版は$289から。
  • 動的コンテンツサイトのようなリッチプロトタイプが作れるのが押し。
  • ワイヤーフレーム作成だけに使うには機能が多すぎるかも。
  • 1時間のビデオチューターあり。ラーニングカーブは緩やか?

Balsamiq

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  • PCアプリとWebアプリがある。無料体験版あり。PC版$79、ウェブ版は月額$12
  • 手書き感覚でモックアップを作成できる。結構好きな仕上がり感 (Sketch Skin)
  • きちっとした表示もある (Wireframe Skin)。ワンタッチでSkinを切り替えられるみたい。
  • 残念ながら日本語の扱いに難あり。

HotGloo

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  • 有料オンラインツール。無料体験プランあり。
  • インタラクション付きのプロトタイプが作れる。
  • 具体的なサンプルや実践的なドキュメントが少ないような。

Pencil

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  • オープンソースのGUIプロトタイプツール。無料
  • AndroidやiOSなどのステンシルを選んでGUIデザインできる。
  • アプリのGUIデザインに特化してる感じ。シンプルなワイヤーフレーミングには向かないかも。
  • 各種ダイアグラムやフローチャートなどを描くのにも使えそう。

Cacoo

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  • 自由度が高いオンライン版ドローツール
  • 無料でオンラインアカウントを開設して使う。
  • オンライン版のVisioといった感じかな。

wireframe.cc

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  • アプリやウェブサイトのワイヤーフレーム作成に特化した無料ツール。
  • ただ描画するだけでインタラクションなど割付できない。
  • 機能がかなり絞られているので足りないかも。

[ソフト] Inkscape – 無料で使える高機能なドロー系ソフト

デザイン作業をするのにドロー(draw)系ソフトが必要なことがある。ドロー系ソフトの定番と言えばAdobe Illustratorだけど高価で手がでない。Adobe Illustratorじゃないとダメというほど高度なデザインなんてしないし。

ちなみにフォトレタッチなどペイント(paint)系ソフトの定番はAdobe Photoshopだけど、こちらは廉価版のAdobe Photoshop Elementsがある。フル版よりも機能が減らされているだろうけど、僕の日常的な作業にはこれで充分。Adobe Illustratorにも廉価版を出してくれたら嬉しいんだけどな。

Adobe Illustratorと比較されるオープンソースのドロー系ソフトとして、Inkscapeという高機能なソフトがある。Adobe Illustratorのクローンというわけではないので操作性はかなり違うけど、機能はかなり充実。各種チュートリアルもオンラインで公開されているので、多機能ドロー系ソフトを無料で入手したい人にはお勧め。

Draw Freely. | Inkscape
http://inkscape.org/ja/

inkscape tutorials blog | Inkscape Help, Tutorials and Documentation Resources
http://inkscapetutorials.wordpress.com/

Inkscape – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Inkscape

[ソフト] 7-Zip – コマンドプロンプトからZIPファイルを作成する

バッチファイルからZIPファイルを作成したい場合がある。WindowsにはZIPアーカイバが標準で組み込まれているけど、コマンドプロンプトからは使えないみたい。本当に使えないのか確信は無いけど、ネットで検索してみた限りでは使う方法は見つからなかった。となると、コマンドプロンプトから実行できるアーカイバを探さないとならない。常用している7-Zipを調べるとコマンドライン版が用意されていたので、早速インストールして試してみたら問題なく使えた。コマンドが7zaと短いのもありがたい。

コマンドの意味は、次のようになります。
7za.exe <命令> <圧縮ファイル名> <圧縮したいファイル名>
圧縮するには「a」(add、追加)を入力します。指定した<圧縮ファイル名>がすでに存在していれば、その圧縮ファイルにファイルを追加して圧縮します。

実行例

インストールしないでzipや7z圧縮ファイルを作る方法 | 7-Zip
http://sevenzip.sourceforge.jp/howto/non-install-compress.html

[Windows] スリープ中でもWindowsバックアップを実行する

開発用PCの1台がバックアップされていなかったので、毎晩自動的にバックアップされるように設定しておこう。

バックアップにはWindows Backupを使う。

バックアップスケジュールを設定する

初心者でもわかる! Windows 7 でバックアップ : 特定のフォルダーをバックアップ – 定期的に実行
http://support.microsoft.com/kb/2666279/ja

上記サイトを参考にして、コントロールパネルの[バックアップと復元]でバックアップの設定をする。設定の最後で毎晩10時にバックアップが開始するようにスケジュールする。

MS-backup-01

設定内容を確認して[設定を保存して終了]ボタンをクリック。

MS-backup-02

PCがスリープ中でもバックアップするように設定変更する

デフォルト状態では、スケジュールされた時刻にPCがスリープしているとバックアップは実行されない。そこで、もしスリープしていたらスリープを解除してバックアップを実行するように設定を変更しておく。

[スタート]-[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[システム ツール]-[タスク スケジューラ]を選択。

左側のツリービューから[タスク スケジューラ ライブラリ]-[Microsoft]-[Windows]-[WindowsBackup]を選択してから、中央上の[AutomaticBackup]をダブルクリック、または右クリックで[プロパティ]を選択する。

MS-backup-03

すると、バックアップ設定のプロパティが表示されるので、[条件]タブで[タスクを実行するためにスリープを解除する]をチェックして[OK]ボタンをクリックする。

MS-backup-04

タスクスケジューラを閉じて完了。

MS-backup-05

設定通りに午後10時にバックアップが実行されたか翌日にチェックしよう。

参考サイト

Win7のバックアップ機能でスケジュールした時刻にバックアップしたいのですが、その時刻にPCがスリープ状態だった場合はバックア – マイクロソフト コミュニティ
http://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/windows_7-performance/win7%e3%81%ae%e3%83%90%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%a2/f27690d1-6961-4d42-ade9-5ae62b89f8e4?msgId=9d98072e-ba46-4924-ab6c-c5306ab19cd0

[Windows] システムファイルが破損/喪失した場合の解決法

ある日Windowsを立ち上げて常用アプリを起動したら「DLLが見つかりません」といったエラーでアプリが起動できない、ということがあるらしい。客先から相談されたので対処法を調べてみた。サポート要員が出向かずにユーザ自身で実行できる解決法としては以下の方法がある。これで必ずしも解決されるという保証はないけど、Windowsを再インストールするという決断を下す前に試してみてもよさげ。

システム ファイル チェッカー ツールを使用して、Windows Vista または Windows 7 の不足しているシステム ファイルまたは破損しているシステム ファイルのトラブルシューティングを行う
http://support.microsoft.com/kb/929833/ja

“.dll is either not designed to run on Windows or it contains an – Microsoft Community
http://answers.microsoft.com/en-us/windows/forum/windows_vista-system/dll-is-either-not-designed-to-run-on-windows-or-it/96e04287-7e81-49ab-afe5-f44449dd8322

[Windows] 日本語Windowsで英語104キーボードを使う

受託開発のためにラップトップPCを借用した。発注元によれば、有償開発ツールのライセンス管理上、ツールをメディアで提供するよりもセットアップしたPCで提供したほうが便が良いらしい。既に必要な開発ツールがインストールされているので、すぐ開発に入れるのはこちらとしても有難い。

さて、このラップトップPCは日本語キー配列なので、英語キーボードに慣れた僕には不便。手持ちの英語104キーボードを接続してみたんだけど、どうしてもキー配列が104キーボードにならない。コントロールパネルで設定を探したけど見つからず。ネットで検索したら解決法が見つかったので覚え書き。

日本語Windowsで英語キーボードを使うには

HKEY_LOCAL_MACHINESYSTEMCurrentControlSetControlKeyboard Layouts000411 にある Layout file を KBDJPN.DLL から KBDUS.DLL に書き換えて再起動します。

ソースは以下のサイト。

Windows 7 で英語キーボードを使って日本語を入力する – バイナリアンを目指して
http://d.hatena.ne.jp/yohtani/20091021/1256132743

[インフラ] Gmailのエリアス機能の覚え書き

先日のベネッセの名簿流出事件以降、以下のような記事を割と頻繁に目にするような気がする。

自分の個人情報がどこから流出したかが丸わかりになる、Gmailの機能が凄い!個人情報漏洩対策として、個別に設定してみよう。 – クレジットカードの読みもの
http://cards.hateblo.jp/entry/kojinjyoho-roei-email/

ひとつのGmailアドレスを複数アドレスのように使える3つの方法 ― 同じSNSサービスなどで複数アカウントを取得するのに便利! | LIFE GOES TO A PARTY
http://www.life-gp.net/2014/01/gmail3-sns.html

Gmailで使用可能な別名アドレス(エイリアス) – Gmailの使い方
http://www.ajaxtower.jp/gmail/sent/index18.html

いずれの記事も「Gmailはメアドの名前に任意の文字列を”+”記号で繋いで書ける」ということを説明している。へーそうなんだと思ったものの、ソースの所在が明確に記されていないので調べてみた。以下がソース。

アドレスのエイリアスの使用 – Gmail ヘルプ
https://support.google.com/mail/answer/12096?hl=ja

ちなみにメールアドレスの仕様は、RFCを読み砕いてくれた解りやすい説明が以下にある。

メールアドレスで使える記号 @~置き場
http://www.go5.jp/~nyomo/?MailAddress

エリアス機能、何かのときには役立ちそうなので覚えておこう。

[インフラ] FileZillaでデバッグメッセージを表示する

サーバーにログインできない、ファイル転送に失敗するなど、FTPのトラブルに直面してデータセンタやホスティング会社に不具合報告する場合、単に「サーバーに接続できません」だけではサポート担当も対応に困るだろう。こちらが素人だと思われると「お使いのFTPクライアントの設定をご確認ください」などとFAQへのポインタを示されて終了ということもある。先方が状況を理解し得るだけの情報を提供しないと。

FTPクライアントとしてFileZillaを使っているならば、設定を変更することでメッセージログのペインにデバッグメッセージを表示できる。サーバーとのやり取りをダンプすることで、処理がどこまで進んでどこで止まっているのかわかれば原因究明の助けになるだろう。

FileZillaでデバッグメッセージを表示するには

  1. [Edit]-[Settings…]メニューを選択すると[Settings]ダイアログボックスが表示される。
  2. [Select page]から[Debug]を選択する。
  3. [Debug information in message log]から[4 – Debug]を選択する。
    filezilla
  4. [OK]ボタンを押下してダイアログボックスを閉じる。

これでメッセージログにデバッグメッセージが表示される。

[インフラ] IPアドレスから地域情報を得るには (GeoIP)

ある会員制サイトでどの国からのアクセスによってコンテンツをダイナミックに変更したいというニーズあり。IPアドレスで振り分けるしかないのだけど、プロキシが利いていれば正確ではないこともありえる。その点理解してもらったうえでIPアドレスから国への変換を行うために、GeoIPをサーバーにインストール。以下インストールの覚え書き。

GeoIPとは

GeoIPはMaxMindが提供するIPアドレスの位置情報データベース。データベースとウェブサービスがそれぞれ有料で提供されている。無料のGEOロケーションデータも配布されているので、これを自前のウェブサーバーで使うことも可能。でも、IPアドレス割り当ては日々変化しているだろうから、正確な判定が必要ならば有料データを定期的に更新しながら使うべきだろうな。

MaxMind – IP Geolocation and Online Fraud Prevention
http://www.maxmind.com/en/home

mod_geoip2 Apache module « Maxmind Developer Site
http://dev.maxmind.com/geoip/legacy/mod_geoip2/

インストール手順

やってみるとインストールは結構簡単。

geoipのツールは/usr/local/binに、データベースは/usr/local/share/GeoIPにインストールされる。ちゃんと動くかどうか、コマンドラインでテスト。

ちゃんと動いたので、Apacheで使えるようにモジュールをインストール。

以下フォルダを確認してモジュールが存在するかチェック。

問題なさそうなので、.htaccessで有効化しておく。

Apacheを再起動する必要あるか?念のため。

参考サイト

GeoIPのインストール | Read it later.
http://readit.l8r.in/2013-02-22/geoip%E3%81%AE%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB/

雑記: GeoIPでアクセス制御 – ng-circuit.net
http://www.ng-circuit.net/tbox/6-2013-05-03-geoip

[インフラ] ITインフラで起きる「もしも」のための12個のコマンド

自分はデータセンター勤務じゃないけど、データセンターが社外だったりするとカジュアルに「なんかサーバー遅くね?」とか言えず、ある程度障害の原因を絞り込んでからレポートする必要があったりする。

以下のメモでは、そんな僕にも役に立つツールの使い方を説明してくれている。「もしも」の場合に備えてブックマークしておく。「もしも」は無いに越したことはないけれど、備えあれば憂いなしということで。

ITインフラで起きる「もしも」のための12個のコマンド – インフラエンジニアway – Powered by HEARTBEATS
http://heartbeats.jp/hbblog/2013/10/10-commands.html