Apache Benchを使う必要があったので入門。
インストール
httpdに同梱されているので、httpdをインストールすれば一緒に入る。
1 |
$ sudo yum install httpd |
使い方
キーになるオプションは以下の2つ。
- -n <数字> 総リクエスト数
- -c <数字> 同時リクエスト数
例えば100ユーザが同時に10回リクエストする場合、総リクエスト数は100×10=1000になるので以下のようになる。その他のオプションは参考サイトを見るべし。
Basic認証が掛かっているサイトの場合は -A オプションを指定する。
- -A ユーザ名:パスワード
1 |
$ ab -n 1000 -c 10 http://example.com/ |
結果の見方
リクエストは正常に処理されたのか?
- Complete requests (正常に処理されたリクエスト数)
- Failed requests (処理に失敗したリクエスト数)
パフォーマンスを評価する
- Requests per second (1秒間にさばけるリクエスト数)
- Time per request(mean, across all concurrent requests) (1リクエストあたりの処理時間)
- ちなみに Time per request(mean) は全リクエストの処理時間
サーバーの限界点を探す
- -n と-c の値を徐々に増やす
- Failed requestsが0で無くなったところがWebサーバーの負荷の限界
参考サイト
【初心者向け】ApacheBench入門 | DevelopersIO
https://dev.classmethod.jp/tool/ab-tutorial/
Apache Benchでサクッと性能テスト – Qiita
https://qiita.com/flexfirm/items/ac5a2f53cfa933a37192
Apache Bench(ab)を使って初めての負荷検証を行う – Simple IT Life
https://simple-it-life.com/2016/08/28/apache-bench/